話題の本です。販売員も知らない医療保険の確率
まず、この本のカスタマーレビューを読んで本の内容が気になりました。
保険の真実
保険を確率の視点で徹底的に分析した本。
結論は、「保険に入る金があったら貯蓄せよ」ということ。
確率の話を中心に話が展開するので、数字に弱い人は辟易するだろう。
しかし、保険とはそもそも確率に基づいて作られた商品だということが分かる。
そこに保険の真実を見ることができる。
保険とは、自分の生命や健康を対象に、保険会社とギャンブルをしているのだ。
論理性の欠如した結論
論理性の欠如した結論にはびっくりした。
それまでのデータ分析はすばらしいのに、結論が突然のごとく現れる。
そのためにそれまでのすばらしい内容が、一転、駄本になってしまった。
残念だ。
最近この手の本が多いけど・・・
医療保険の加入を考えているなら、読んでおいて損のない本だと思う。
内容自体は、医療保険が損か徳かを、確率という視点から丹念に(冗長に)追っていくだけなので、いささか退屈の感が拭えないが、正論ゆえの退屈さとだと好意的に理解できなくもない。
結論ないしまとめだけでも読んでおくべきだろう。
本のタイトルは『販売員も知らない医療保険の確率』
永田 宏の著書で、光文社から出ています。
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